Greeting

ご挨拶

 行政書士は、「まち」の法律専門家と呼ばれています。
地域に密着し、日常的な問題の相談などを気軽に受けているからです。
 しかし、実際には、どのような専門家なのかは、あまり知られていません。
お年寄りの方の遺言書作りを助けたり、あるいは、会社設立を目指す若者を助けたり、さらには、日本語が得意でない外国人に代わって申請のお手伝いをしたりなど、行政書士の仕事の範囲はとても広いのです。
 大ざっぱに言うと、行政書士の仕事は、①書類を作成すること、②手続きを代行すること、③相談を受けること、の3つに分けることができます。
 以下に、行政書士のおもな仕事と具体例を挙げますので、気になることがあるようでしたら、是非とも、お近くの行政書士まで気軽にご相談ください。

■ 「官公署に提出する書類」の作成とその代理、相談業務

 行政書士は官公署(各省庁、都道府県庁、市・区役所、町・村役場、警察署等)に提出する書類の作成、同内容の相談やこれらを官公署に提出する手続について代理することを業としています。その書類のほとんどは許可認可(許認可)等に関するもので、その数は1万種類を超えるとも言われます。日本行政書士会連合会ホームページより)

  おもな具体例 : 建設業許可申請
宅建業免許申請
産業廃棄物処理業許可申請
風俗営業許可申請
飲食店営業許可申請
外国人の在留資格許可申請
国籍帰化申請
著作権の登録申請   など

■ 「権利義務に関する書類」の作成とその代理、相談業務

 行政書士は、「権利義務に関する書類」について、その作成(「代理人」としての作成を含む)及び相談を業としています。
「権利義務に関する書類」とは、権利の発生、存続、変更、消滅の効果を生じさせることを目的とする意思表示を内容とする書類をいいます。日本行政書士会連合会ホームページより)

  おもな具体例 : 遺産分割協議書
離婚協議書
内容証明郵便
各種契約書
告訴状・告発状
定款(会社設立)   など

■ 「事実証明に関する書類」の作成とその代理、相談業務

 行政書士は、「事実証明に関する書類」について、その作成(「代理人」としての作成を含む)及び相談を業としています。 「事実証明に関する書類」とは、社会生活に交渉を有する事項を証明するにたる文書をいいます。日本行政書士会連合会ホームページより)

  おもな具体例 : 実地調査に基づく各種図面類
各種議事録
会計帳簿
申述書        など